街コンに参加した

thumbnail

今年の振り返りをしていたら今年初めて街コンに行ったことを思い出したので、忘れないうちに書いておこうと思います。街コンに悪い印象を抱いていたけど実際に参加すると良かったので、そのことについて書きたいです。ところどころボカしていますが、詳細が気になる方はなんらかの懇親会とかで捕まえて聞いてください。

これまでの婚活

実は今年の 1 月に一緒に年明けした独身仲間に「今年こそ結婚する!」(※毎年言っている)と宣言したところ、誕生日にマッチングアプリ代金という名目でアップルカードを渡されまして、3 ヶ月ほどアプリをしていました。 ただ、恋活アプリとして名高いアプリではあるものの恋愛を頑張らないといけないということからは逃れられず、それが苦手な自分は頑張れなくて結局誰にもメッセージを送らずに終わりました。 友人からは「金返せ!」と言われました。 ただそのおかげでマッチングアプリはとても苦手なものであることがわかったという成果を得ました。 なので「もう少しシステマチックな婚活が良いなぁ」と思って知人に相談したら結婚相談所や街コンについて教わりました。 結婚相談所は料金が高い分ちゃんと効果があるとのことでしたので「結婚相談所に行く前に一度経験しとくか〜」といった軽い気持ちで街コンへ参加することにしました。

街コンに申し込む

経験者に聞くと、立食パーティ形式と着席形式があるらしいです。着席形式とは男性が女性卓をめぐる着席形式のことらしいです。このうち、立食パーティ形式はコミュニケーションに自信がないと難しいと言うことで、着席形式を選びました。制限時間内に確実に何人かと喋れるというものです。ちなみに着席形式は回転寿司とも呼ばれているらしいです。

容姿を整える

少し前に会社で写真撮影する機会があってそのときに髪の毛とかコスメとか揃えたのですが、服を持ってなかったので服を買いに行きました。(コスメにハマった結果が 2022 年に買ったデパコス

ジャケット推奨だったのでジャケットを買いました。靴は登山シューズしか持っていなかったので試着のときに知人にめちゃくちゃ突っ込まれました。なので靴も革靴を買いました。

運営に搾取される危険を感じる前日

街コン自体は 某街コンサイトから申し込みました。 そこから街コンに申し込むと提携しているマッチングアプリサイトにも登録することになり、そこで他の参加者とメッセージできたりできるようになります。 事前にプロフィールなどを入力できて、街コン当日までにどう言う人が来るかが分かると言う仕組みです。 しかしこれは後述する理由により機能していませんでした。

お相手の参加者が 1 名しかいない

さて、そのマッチングサービスを使うと、自分が行く街コンのお相手の情報が知れるのですが、前日になっても1人しかいませんでした。なのに街コンは中止になりませんでした。「絶対にサクラが来るじゃん」ということで「街コン サクラ」で調べるとそれっぽい投稿ばかりでした。そして街コンに行った人からはあまり肯定的な感想を聞いたこともありませんでした。そこで「あ、運営に搾取されるんだ」という雰囲気を感じながら当日は会場に向かいました。

お相手が 6 名くらいいるのだが

参加人数が 1 名と聞いていたのにいざ会場に行くと 6 名ほどいました。同性を含めるとその倍近くいます。そうなるとどういう経路で申し込まれたのか気になります。「どうせサクラだろうなぁ」と思いながら聞くと別のサービスから申し込んだと言うことです。

そこでやっと理由が分かりました。街コンサイトに上がっている街コンのリストは街コン業者が出している在庫であって、そのサイトが運営している街コンじゃなかったというわけです。そして街コン業者が使うサイトは自社サイトだったり在庫を出す面となるサイトが複数あるとのことでした。飲食店予約サイトや宿泊予約サイトと同じような仕組みです。

なので街コン自体はちゃんと集客できていて、僕たちはきちんとした回に参加できたと言うことになります。

開始までに会場でしたこと

着席したらプロフィールカードがあって、それを記入します。 名前、趣味、職業、さらには年収まで書く欄がありました。 年収は人に誇れる額ではないので少し書くのを躊躇しました。 恋愛市場で年収を聞かれるたびに「ここで足切りされたりするのかなぁ」といつも不安になるのではやく上げたいです。

趣味の欄も書くことに困りました。 なぜなら余暇は仕事してるかゲームしてるかだからです。 それを正直に書いて良いことがないのは分かっています。 ただ嘘をつこうにもなにも思いつかなかったので、とりあえずゲームだけを書きました。

開始

プロフィールカードは正面のお相手と交換してそれを元に 1 人 10 分トークすると言う形です。 なのでそれを元に話しました。 「趣味: ゲーム」はやはり聞かれたのですが、ここを深ぼられた時の回答を考えていなくてとても困りました。 正直に話すなら「Steam で安いゲーム買ってる。特にローグライク系は好き」という回答になるのですが、それが万人受けしないことを知っていたのでとても困りました。 でもずっと黙っているのも変なので正直に「Steam で安いゲーム買ってる。特にローグライク系は好き」と答えました。 場が凍りました。 後悔しました。 でも向こうも頑張って理解しようとしてくれて「Steam って何?」「ローグライクって何?」と聞いてくれてすごい申し訳ない気持ちになりました。 自分も必死に説明したのですが「きょとん」という感じだったので本当に反省しています。 次からはちゃんと回答を考えてから行きます。

連絡先交換タイム

会話フェーズが終わったら連絡先交換タイムというのがあってそこで気になった人と交換できるという仕組みです。 勇気を出して全員に聞きました。

結果

その結果、5 人の方と連絡先を交換することができました。マッチングアプリだと会話したり連絡先を交換するということが非常に難しいと聞くので、街コンのことを知人らは悪く言っていましたがマッチングアプリよりかは交換しやすいのかなと思いました。

ただ自分は街コンも苦手だった

とはいえ問題点もあります。まず結果から言うと連絡先交換した人の誰とも連絡を取っていません。話す中でお互いに合わないと分かったからです。仕事も趣味もバラバラな人が話すので、話が合う人は誰もいませんでした。その点では事前にお互いにフィルタリングできるアプリの方が良いのかも知れません。

運営の方は「今日はきっかけでしかないので。連絡先を交換してこれから仲良くなってくださいね。」とは言っていたのですが、周りがみんなキラキラしていたので「ウッ」となってしまい距離を詰めるのも難しいと感じました。街コンはマッチングアプリよりかはシステマティックな仕組みではありましたが、恋愛を頑張るということからは逃げられそうになくて自分には難しいなぁと思いました。

まとめ

街コンに参加して良かった

残念な結果ではありましたが、街コンが少なくとも自分の周りで言われているほどに悪いものではないという感想を抱きました。 ちゃんと出会えるし話せました。 そして振り返ると、趣味別や業種別といったもっと似たような人が集まる属性の街コンにいけば良い出会いがあるのかもしれないという期待も持てました。

けどもう参加しない

とはいえ多分街コンに行くことは無いし、なんなら婚活自体もしないでおこうと思います。 やっぱり疲れました。 なので婚期を逃しそうな気はしているのですが、ひとまず来年は仕事に全振りします!いろんなことに挑戦するぞ!!!