プログラミングに関することで偶然見つけたり教えてもらったことのうち、面白かったものランキングです。 みんなも自分のお気に入りを教えてね。
第 3 位: Jeff Dean 伝説
Qiita のこの記事を読んだ時めちゃくちゃ笑いました。
FYI: https://qiita.com/umegaya/items/ef69461d6f4967d5c623
Jeff Dean とは、
Google の Senior Fellow. Google の基盤となる分散システムのほぼ全てに中心的に関わり、圧倒的なエンジニアリング能力を発揮したらしい。あまりにも尊敬されているため、IT 業界において全盛期のイチロー伝説のような破天荒なホラ話のネタにされている人。
とのことです。
特に面白かったのは、
- Jeff Dean にとっては NP は"No Problem"をあらわす。
- Jeff Dean は抽象クラスをインスタンス化できる。
- Jeff Dean のコードはとても速いので、終了させるために HALT コードを3回も呼び出す必要がある。
- Jeff Dean の腕時計は 1970/1/1 00:00:00 からの経過秒数を表示するが、彼は決して遅刻しない。
- Jeff Dean が Big Table を作ったのは、彼の履歴書の項目が多すぎて記録しておく場所がなかったから。
- 神が"光あれ"とおっしゃたとき、Jeff Dean はコードレビューするためにそこにいた。
- ある日 Graham Bell がついに電話を発明すると、そこには Jeff Dean から不在着信が来ていた。
です。
これを知った時はプログラミングを始めたばかりで Big Table とか知らなかったのですが、そういう意味を知った今読むとまた面白くてたまに読み返しています。
第 2 位: True = False
Python 2.7 は True に False を代入できます。
True = False
その結果、 if True
のような条件分岐が逆転してしまいます。
if True:
print "True"
else:
print "False"
# False
これは 2.7 では組み込み定数は True, False, None などありますが、
注釈 None と __debug__ という名前は再代入できないので (これらに対する代入は、たとえ属性名としてであっても SyntaxError が送出されます)、これらは「真の」定数であると考えることができます。 バージョン 2.7 で変更: 属性名としての __debug__ への代入が禁止されました。
とあるとおり、True, False には再代入が禁止されていないことが原因です。
FYI: https://docs.python.org/ja/2.7/library/constants.html
この現象については公式ドキュメントのどこかに「危険」みたいな感じで言及があったはずですが、古いので見つけられなかったです。 生きている URL を知っている人がいたら教えて欲しいです。
ちなみに最新の 3.10 ではそんなことはないので安心してください。
注釈 名前 None 、 False 、 True 、 __debug__ は再代入できない (これらに対する代入は、たとえ属性名としてであっても SyntaxError が送出されます) ので、これらは「真の」定数であると考えられます。
FYI: https://docs.python.org/ja/3/library/constants.html
第 1 位: fuck fuck
fuck という
Magnificent app which corrects your previous console command.
をいったコマンドがあるのですが、fuck
コマンドを 2 回叩くと怖いという話です。
FYI: https://github.com/nvbn/thefuck
fuck はコマンド実行の typo に対して、fuck
と打てば、本来打ちたかったであろうコマンドを実行してくれるツールです。
公式の gif を見るとイメージがつきやすいと思います。
そして何が面白いかと言うと fuck
に対して fuck
を打つことで、fsck
が走りそうになったと言う話です。
FYI: https://github.com/nvbn/thefuck/issues/1
本来の挙動では起きないはずなのですが、fuck コマンドはコマンドの履歴をパースして正しいコマンドを知るため、そのパース結果によっては起きうる現象のようです。
なにより
running "fuck" twice almost gave me a heartattack #1
というタイトルからしてもう面白いですよね。
いかがでしたか?
いかがでしたか?